女子高生の私と不機嫌な若頭
私はラブホテルだってよかった
涼介さんと一緒にいられるなら……
一緒に……?
……泊まるってことは……
やっぱり、あれだよね
うんうん。
そうなるよね。
けど……そうなった方がいい
初めては大好きな人と、
涼介さんがいい……
うんうん、そうしよう…
そう考えていたら
今から緊張してきた
自分から言っときながら
今更緊張するなんて……
そんな様子を横目で見ていた涼介さん
「……ったく…」
私に聞こえない声で呟き
涼介さんは笑っていた