女子高生の私と不機嫌な若頭


私も席につく
お腹は空いてるけど…
緊張して、あまり進まない


「ふっ……緊張してんの?」


涼介さんの言葉に苦笑いしちゃう


「家に居るのとかわらねぇだろ?」


『……料理とか、この部屋に驚きすぎて……へへっ』


「食べれるもんだけ食べたらいい」
「……あ、飯食ったらバルコニー出てみるか?」


『うん!』


涼介さんのさりげない優しさが嬉しい
食事が終わり私達はバルコニーでた


……バルコニーって、私が想像する広さの何倍だろう…


……え?お風呂があるけど…
涼介さんが何かのスイッチを押す


『ジャグジー……』


テレビで見るようなお風呂だ
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