女子高生の私と不機嫌な若頭


『ねぇ、ねぇ、入ってもいい?』


入ったことのないジャグジーに
私は興味津々だった


「ああ、……俺も入る」


涼介さんの言葉に驚いて涼介さんを見る


「……だめ?」


涼介さんは私を優しく包み込んで
おでこをくっつけてくる


ーーっ!
そんな顔で聞かれたら
ダメなんて言えないじゃん……


『……い、いいですよ…』


涼介さんは私の返事にニヤッとして
私を抱き上げた


『わぁっ。あ、あぶない、なに?なに?』


涼介さんは部屋に戻ると
私をソファに座らせた


涼介さんは何やら準備をし
部屋の電気を消した


……わぁっ……

月明かりに照らされて
とても神秘的だった
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