女子高生の私と不機嫌な若頭



「……大丈夫か?」


私が反応するたびに聞いてくれる
とても心配そうに…


その顔がとても愛おしく思う


『だ、大丈夫……』



『んんっ……!……はっ……あっ…』


自分でも信じられない声を出している
それがまた恥ずかしくて口を押さえちゃう



「声、おさえんな……」
「杏奈の感じてる声、もっと聞きたい」


涼介さんに手を握られ
私も涼介さんの手を握り返す


どんなに我慢しても
漏れる声と涼介さんの愛撫に
私の身体と頭は麻痺していた
< 220 / 314 >

この作品をシェア

pagetop