女子高生の私と不機嫌な若頭
異様な愛
『…高畑さん、私逃げたりーー』
話を続けようとしたら
高畑さんの顔が怒っている
高畑さんって呼ばないよう言われていた
『……俊太郎さん…』
そう言いなおすと
ニコリと笑顔になる
「うん、逃げないのは知ってるよ。けど、念には念を……ね」
俊太郎さんの笑顔が怖い
ここは……俊太郎さんのマンション
この部屋出1日の大半は過ごす
俊太郎さんが仕事に行っている間は
この部屋で鎖につながれている
鎖が長いからトイレには行ける
ただ、他の部屋や玄関には行けない
声を出せないように、口も塞がれている
これは誰が見ても監禁
俊太郎さんが帰ってきても
この部屋で過ごす事が多い
俊太郎さんは一人の時間を大切にしているらしく、自分の時間が終わると
私をお風呂に入れ、
その日の気分で私を抱き
ベットで寝る…。