女子高生の私と不機嫌な若頭
そんなある日……
私は耳を疑ってしまうくらい
驚く話を聞いた
それはいつものように
抱かれるだけ抱かれ
そのままベットで寝ている時
うつらうつらとしていた時
着信音が鳴った
こんな夜中に……?
俊太郎さんは気がつかないみたいで
ぐーぐー寝ていた
鳴っては切れ
鳴っては切れの繰り返し
これって急ぎだよね?
無視しようにも
鳴りっぱなしで寝れない
『俊太郎さん、俊太郎さん』
私は揺さぶりながら俊太郎さんを起こす
「んー……なに?」
『携帯が鳴ってます』
私の言葉に俊太郎さんは
勢いよく起きて携帯を手にした