女子高生の私と不機嫌な若頭
父親というモノ
「良かった、杏奈ちゃんが働いてくれるなんて、嬉しい」
今日から翔子さんのお店で働く事にした
17歳の私は働けない
けど、それを19歳として働く
翔子さんに迷惑をかけないようにしなきゃ
働かせて貰えて、雄哉も託児施設にいるんだから、安心は安心。
「じゃ……着替えよっか」
そう言って更衣室へと連れて行かれた
「はーい、みんな聞いて。今日から杏奈ちゃん入るからよろしくね。この世界は初めて、19歳だからお酒はダメよ」
綺麗なお姉さん達が一斉に私を見る
っっん‼︎……なにこの緊張感
『杏奈です、よろしくお願いします』
そう言うと翔子さんは行ってしまった