女子高生の私と不機嫌な若頭


日曜日はお父さんが外出するしたら
すぐご飯支度とお風呂を済ませる
ご飯はタッパーに詰め
水筒にお茶を入れ
雄哉と二人で部屋にこもる


いつ、機嫌が悪くなるかわからないし
女を連れて帰ってくるかもしれない


そんな場面を雄哉に見せたくない
4歳ながらも理解している部分もあり
雄哉は私の言うことを聞いてくれる


それから1週間は
何事もなく過ごせてた
お父さんと顔を合わせないように
っと言っても、殆ど会わない


だから、会わなければ大丈夫だと思っていた


バイト先にも慣れてきて
私がバイト中、雄哉は涼介さんに遊んでもらうこともあるみたいだった


「りょーすけ」


雄哉はそう呼んでいた
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