女子高生の私と不機嫌な若頭


いつものように
雄哉と一緒に寝ていた


何か違和感を感じ私は目を覚ました
雄哉はスヤスヤ寝ている
気のせいかと思い
また眠りにつこうと寝返りを打った


えっ……
私の視界に……お父さんがいた
驚いて起き上がると

はぁ、はぁ…と
息が荒いお父さんが立っていた


なんかヤバい気がする


『何?どうしたの?』


平然を装って話しかけるが
お父さんの様子がおかしい


「はぁ…はぁ…杏奈……近親相姦って知ってるか?」


思いもよらない言葉に驚く
それと共に身体中に鳥肌が立った
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