女子高生の私と不機嫌な若頭


乱暴にベットへ投げつけられた


……何この臭い
寝室はなんとも言えない臭いがして
鼻がおかしくなりそうだった

部屋の隅から煙がたっている
この臭いはソレだった


「お前はあいつに似て、いい身体してる」

そう言いながら近寄るお父さん
後ずさりをしながら逃げる私


『お父さん…私は娘だよ?』


そう言った時には
トンっと逃げ場が無くなっていた


「ああ、娘だ。娘なら親父の言う事を聞けばいい、だまって俺の言う事聞いとけばいいんだ!!」


怒鳴り笑い……
私が知っているお父さんとは
かなりかけ離れていて恐怖でしかない


ベットから逃げようとしたけど
すぐ捕まってしまい
逃げないように馬乗り状態
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