女子高生の私と不機嫌な若頭
ひっぃ!!
たまに見せる…このなんとも言えない恐ろしさ…飴と鞭が半端ない
『あの……話って?』
「ああ……」
そう言ってなかなか話してくれない
沈黙を破ったのは……私
『あの……父はどうなりましたか?』
あの時……あのあと、涼介さんが来てくれたあと、私は意識を失ってしまったから、どうなったか知らない
「……ああ、今は警察だ」
『えっ!?け、警察?』
「あの臭い……大麻だ」
大麻……?
なにそれ。
私の頭の上にははてなマークだらけ
私が理解していない事に気が付いたのか
「……あ、悪い。覚せい剤ってわかるか?それと同じ括りで、特定薬物だ……大麻を育てたり、買ったりするのも違法。それを炙って吸うも違法だ」