女子高生の私と不機嫌な若頭
『あ、あの……私は?』
雄哉の話はわかった
けど、部屋も借りれない私は
やっぱり施設に行くのだろうか…
そう思ってたら
不機嫌な声が聞こえた
「はぁ?お前、人の話聞いてたか?」
聞いてたよ…聞いてたけど……
「お前もココに住むんだよ‼︎」
『……えっ?えーっ?』
そんなわけで
私と雄哉は涼介さんの実家に
居候する事になったんだけど…
居候と言うか…
なんて言うか………。
家にいる時は
何故かピッタリ涼介さんが
私の隣にいるんです…