女子高生の私と不機嫌な若頭
『……逮捕されました…あとは知りません』
私の言葉に一瞬驚いた顔をしたけど
すぐ不敵な笑みに変わった
「もしかして、援交とか?あいつ若い子大好きだから……私と暮らしてた時も若い子に手を出したり……あっ」
話していたら、女が何かを思い出した
「もしかして、杏奈もヤラれた?あいつ……一度間違ってアンタの名前叫んでイッてたわ……自分の娘想像しながらイクなんて気持ち悪い」
その言葉に全身鳥肌がたった
気持ち悪い……気持ち悪い……
その時、私の肩を強く引き寄せられた
「お前、うるせぇな」
その声はいつも以上に機嫌が悪いというか、怒りに満ちた声だった