月夜に悪魔
「てめぇだろ…ねぇさん」
「あら、早いのね」
クスリと南口校長先生が笑う
今でもその笑いは綺麗だけどもどこか不気味だ
「少し会わない間に言葉使いが余計悪くなったわね…、フィート」
「そんな事どーでもいい。それよりアレ、どうゆうことだよ?」
「仕返し…かしら?本荘さん、あなたのせいで魔界は今大変な事になってるのよ…?」
「え?」
私と七瀬君が同時に言葉を発した
「どういう…事ですか」
「私とバランが上手くいってるって皆思ってたのよ…、でもね……あなたが帰ったあと……」
「誰なんだあの小娘は…!」
「いいえ、なんでもないわよね?バラン?」
私はバランにそう問いかけた
そしたらバランはなんて言ったと思う…?
「あれは小娘なんかじゃない、俺の大切な人だ」
ってね…………
おかげで会場はメチャメチャ
パーティも終わりよ、終わり