月夜に悪魔



「目…覚めた?」


誰………?



私は起き上がろうとしたが、右腕の激しい激痛に眉をしかめた


「ごめん……痛かったよね?」


私は左手を見てみると包帯がグルグル巻きにされてあった



「私……?」


「どうしたの?皐月ちゃん」



「………?皐月って私?」


「え…?」



私は皐月なのかな…?


それにしても綺麗な男の人だな………



「どうしたの?皐月ちゃん、冗談だよね」



「あなた誰?」


「……………」



ここはどこなのかな?


「っ!!!おまえたち!早く医者の用意をしろ!」


「わかりました!バラン様」



女の人たちは慌てて駆けて行った






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