私の友達、本当に良い人なんです!
おまけ?side雫




結局付き合わない2人。


それにしても、なぜ皐月は気づかないのか…。


あんなにストーカー行為が炸裂してるのに…。


まさかそれを親切にとらえてるなんて…。


「気が合うのね…。」


2人のやり取りを見つめながら呟く。



「さ、皐月?オムライス一口頂戴?」


もじもじしながら言う如月。


乙女か!!


「え?いいよ?」


一応言っておくが今は昼休みではない。


「あ、ありがとう!!!」


それだけ言うと、如月はルンルン気分で席に着く。



「ねぇ皐月?」


「なに?雫。」


「オムライスのこと如月に言ったり…」


「ああ。してないよ?さすが翼だよね。匂いで分かるのかな?」


いやいや。それは違うでしょ。


「で?手作り?」


「そうなんだよー。翼の口に合うかな?」


あたふたし出した皐月を遠目で見て、如月に視線を向ける。


やっぱりヤツは幸せそうな顔をしてて、

キモイと思う反面焦れったい気もする。



やれやれと思いながら、私は2人を交互に見つめて苦笑した。





       おまけ?END




< 44 / 44 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:7

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

この想いを口にさせてください。

総文字数/11,397

恋愛(純愛)18ページ

表紙を見る
モテない俺は顔が悪い訳ではない。

総文字数/13,343

恋愛(その他)42ページ

表紙を見る
空の色

総文字数/10,601

恋愛(純愛)42ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop