innocent
偶然
ーーーー翌週の日曜日
私と香澄は千秋に言われた通り
待ち合わせの喫茶店で千秋達が来るのを待っていた
すると間も無く...
ーーカランカラン。
喫茶店のドアが開き、誰か入ってきた
千秋かと思い振り返ると...
「........涼太!!?」
あれは、紛れもなく元カレの涼太だ。
その後ろから3人。
その中に千秋の顔も見えた
ということは、千秋の彼氏の友達が涼太?
「ねー、香澄っ、やばいっっ!元彼が居る」
『ぇえーー? っていっても昔の話でしょ??
知り合いが居て良かったじゃん!』
ーーーどうしよう、、、
『待ったーーー??』
逃げる間も無く小走りでこっちに向かってきた千秋に
「全然っ!それよりさ...」
私がそう言いかけた時、涼太とバッチリ目が合った
『優姫っ!!!?』
「涼太、、、。」
私達の間に気まずい空気が流れた