innocent
復縁
千秋と香澄は
その後も上手くいっているようで
気づけば3年。
みんな進路に向けて歩み始めていた
「どーしよーーー。」
ある日の放課後、
私は涼に愚痴をこぼしていた
『なに?進路??』
「うん。、、千秋も香澄も決まったみたいで、私だけまた取り残されてる、、』
『またって(笑)2人はどーすんの??』
「千秋は服飾の専門だって。香澄は就職するみたい」
『ふーん。別に焦ることなくね?』
焦らない訳ない。進路希望調査、提出してないのクラスで私だけだっていうのに。。
「うん。ありがと」
ーーこんな事言っても、自分で決めなきゃ意味ないんだよね。。
そう思いなら、私のつまらない愚痴を聞いてくれた涼に感謝した。