太陽に花束を
隆司は急いで花を買いに出た


花屋に行き、買えるだけの花を買って、急いで戻った

太陽からの、初めての「お願い」


太陽に見せると、太陽はありったけの笑顔を見せた


「きれー…」


小さく言った


「そうだろう?いっぱい買って来たんだ!色んな色が…」


隆司が急いで説明していると、太陽が口を開いた


「パパ…ママ…?」


二人はその小さな声を聞くために、顔を近付けた
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