太陽に花束を
涙が止まらない…


「笑って…」


太陽はそう言うと、動かなくなった


「太陽…?」


笑顔のまま、動かない


「太陽!」


隆司は花をその場に落とし、太陽を抱え上げた


由実は言葉を失う


隆司がすぐに医師を呼んだが、医師は力無く首をふった
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