太陽に花束を
「笑って?」


二人は目を丸くした

突然の言葉

しかし、隆司は特に深くは考えなかった


「ん?パパは笑ってるよ?」


しゃがんで、太陽の頭を撫でながら言った


この時は、太陽がパパに構って貰いたいんだろう、位にしか思えなかった

しかし、意外な言葉は続く


「ん~ん。違うの。今じゃ無いの」


寝惚けてる…様にも見えない
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