太陽に花束を
「パパ、笑って?泣かないでね?」


二人は不思議に思ったが、そろそろ時間も無くなってきたので、出る事にした


「あぁ、パパは泣かないよ。」


そう言うと、太陽は黙って頷き、手をふった


「いってらっしゃい」


それを聞いて、ようやく隆司は出ていった


由実はしゃがんで、太陽に聞いた


「どうしてパパが泣くの?」
< 6 / 29 >

この作品をシェア

pagetop