森からの招待 ~ようこそ 不思議な世界へ~
【理事長室】
「どういう事ですか、理事長っ!?」
『騒々しい。会長…貴方がバタバタしてどうするんだ?』
「なんですって?!何故芽衣が我が学園にいるのです?あの子は、この花園学園を生徒ではありません。その前に、ここの森の住人でもありませんわ!どうして登校許可するのですか?」
「会長…。外まで聞こえてしまいます。」
『副会長の言うとおりだ。静かになさい。』
「っ!失礼しました。」
『……。ルイスからの頼みだ。“少しだけ生徒と認めてほしい”とな。』
「!?ルイスがっ?」
『あぁ。何度も頭を下げていた。必死だったぞ?』
「分かりました。ですが、坂井芽衣は、正式な本校の生徒ではありません。」
『あぁ…。』
「では、失礼します。」
会長と副会長が頭を下げ、理事長室をあとにする。
『はぁ…。まったく困ったものだ。』
理事長が溜め息をこぼしたのを、誰一人聞こえなかった。
「どういう事ですか、理事長っ!?」
『騒々しい。会長…貴方がバタバタしてどうするんだ?』
「なんですって?!何故芽衣が我が学園にいるのです?あの子は、この花園学園を生徒ではありません。その前に、ここの森の住人でもありませんわ!どうして登校許可するのですか?」
「会長…。外まで聞こえてしまいます。」
『副会長の言うとおりだ。静かになさい。』
「っ!失礼しました。」
『……。ルイスからの頼みだ。“少しだけ生徒と認めてほしい”とな。』
「!?ルイスがっ?」
『あぁ。何度も頭を下げていた。必死だったぞ?』
「分かりました。ですが、坂井芽衣は、正式な本校の生徒ではありません。」
『あぁ…。』
「では、失礼します。」
会長と副会長が頭を下げ、理事長室をあとにする。
『はぁ…。まったく困ったものだ。』
理事長が溜め息をこぼしたのを、誰一人聞こえなかった。