漆黒の破片
私は寮に戻れないから家に荷物を送っといたから心配ナシ!
るんるん気分で家までバイクを飛ばした
「たっだいまぁ〜〜!」
「お帰り。奈々!」
「ただいま!お母さん!」
いつみても若く見えるなぁ〜。
自慢のお母さん!お父さんもイケメン
だからねー。うんうん!なんてね!
「お母さんー!明日ね、皇龍のみんなと
ショッピングモール行くんだ!」
「そうなの!よかったじゃない!
悪さはしちゃダメよ?」
「はぁーい!ねぇ、莞爾にぃは?」
「パパのお説教タイムよー。」
お母さんが唇に指を立ててウィンク
してた。これは、行けってことだわ。
「……………行ってくる。」
「頑張れ!奈々!」