漆黒の破片
「え!俺、紹介してなかった!?」
「うん。知らないよ。誰ですか?」
あ、なんかみんな笑いを
こらえてるみたい。そーいえば総長さん
の名前も知らないや
「俺の名前は安西 陽気やで!宜しくな姫華ちゃん!ちなみに関西弁やで!」
うん。聞いてたらわかるし。まぁ、
一応、猫かぶっとこ
「へぇー関西弁なんだ!凄いね!
ちなみに…総長さんの名前は……」
「(ボソッ)天童………蓮だ」
この反応は……嫌われてるみたい。
まぁ、都合いいからいいけど。
そもそも仲良くするつもりないし。
「へーー……。了解です。
うん。じゃあね、私用事あるから。」
早く立ち去らないとめんどくさいこと
になりそうな気がする……。
「おい。お前、名前なんだ?」
へぇ。やるねぇ……
「ぇ?どうゆうこと?」
「ハッキングしても、如月さんの情報
が出てきません。あなたは何者ですか」
ふーん。この感じからすると、斗真が
ハッキングしてたみたい。
でも、絶対に分かるわけない。
私はハッキング世界No.1なんだから。
だからって教えるわけもないし。
私は……………………
人殺しなんだから。