漆黒の破片
ガチャッと扉を開けると
金煌の幹部の人達が待っててくれた
「ごめんね?心配かけて……」
ニコッと首を傾げて言ったら
あれ?皆顔赤いよ?熱?
「みんな熱大丈夫?お大事に…………」
なんかそう言ったらみんな口パクパク
させて、ヒソヒソしゃべってたー。
教えてくれてもいーじゃん、ケチ。
「そ、そろそろ帰ろうかぁー。
姫華ちゃん!一緒に帰ろ〜♪」
悠莉可愛っ!でも……皇龍の倉庫
行かなきゃだから…………うーん。
「ごめんっ悠莉。私の、行かなきゃ
いけないところがあって……」
「えー…!1回寮に戻ってからに
しようよー!ね、みんな!」
「ほんまやな!そーしよーぜ!姫華!」
陽気の最後に☆がつきそうなくらい
テンション高いやないか!
笑いをこらえてると、蓮にグイッて
引っ張られた