漆黒の破片

入る前に……ダテメガネかけとこ。
これでぶりっ子とかみんな引くでしょ!



ガラガラと音を立てて入っていった
なおちゃん。それでもクラスは
うるさくて……


なおちゃんそろそろきれちゃうよ!



「いい加減にしろっっっっ!
静かにせぇやごラァ!」


あー怖いねー(棒読み)



みんなほんとに怖かったみたい。
すぐにシーンってなっちゃった。


この状況で入るのもなんかやだな。
まあ、仕方ないか……




「今日から転校生がくる!
仲良くしてやってくれ!


どうぞ神z…あっ!如月さん!」


今ちょっと神咲さんって
言おうとしたよね。バレるじゃん。


ドアを開け、教壇の上にたった。

「如月姫華でぇ〜す!みんなとゎ
仲良くなりたいと思ってまぁ〜す!
宜しくねぇっ♡」


うぇぇぇ。我ながらキモいわ。
みんな引いてるし……。


「如月さんの席は一番後ろの右端です」


っしゃぁ!きたー!窓側だし!最高!


席に着くと右の男が話しかけてきた


「ねぇ、君今日さ、門
飛び越えてなかった?」


は!?見られてたの!?でもここは
知らないふりだよねっ!


「いいぇ〜しらないですよぉっ♡
私ゎ歩いて来ましたからぁ♡」


やっぱり引いてるね!眉毛ヒクヒク
してるもん!私すごーい!
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