あたしと君たち



それと同時に男の携帯に電話がかかってきて、男は電話に出た。



「しもしも〜恭弥?」


ドカ

「...」


ドス
ドン


「恭弥だね!迎えもうすぐ来るから立って寝ないでね〜」


ボキ


「...」

ドカ

「ところで恭弥今何やってるの?殴ってないよね?」



「あぁ。」



「そう。ならいいけど!俺いま喧嘩したくてウズウズしてるんだからお前だけヤルとかせこいかr」



男は電話を切った。周りから見たら男が電話をしながらやっているとは見えなかっただろう。



だが男は電話しながら足で不良たちを気絶させた。一発ずつで。


男は喧嘩し終わった後に後ろから歩いてくる気配を感じた。



男は振り返った。
そこには女の姿があった。



男も顔が整っていたが女も負けていない。



女は男と目をそらした時に血が見えたのかハンカチを取り出し血が出てる手に巻いた。



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