あたしと君たち
男は女の手が震えていることに気づいた。
手当した後女は
「喧嘩はダメとは言わないけど怪我しないように気を付けて。」
と言い早歩きで出口の方に歩いていった。
その後男も迎えが来たので出口に向かった。その時男は生徒手帳らしきものを拾った。写真を見たあと男はうっすらと笑い
「神月みか」
とつぶやき車に乗った。
車はとある倉庫に着いた。さっきの男が出てきてその倉庫の中に入って行った。
倉庫に入った時
「総長おかえりなさい!」
「お疲れさまです!!」
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と挨拶され二階に続く階段を登った。
ここは『皇清』の倉庫で男は皇清の総長の大野恭弥だ。
二階には何部屋かあり、階段から1番近い部屋に男は入った。