告白
しかし、悲劇は突然訪れた。
……っていえば格好よく見えるかな。
いきなり、ナイフを持って私に近づいてくる。
えーっと、えーっと。
どうすればいいのかな、こういうとき。
思考のどこかで、
あぁ、ついに殺されるのかな
と、のんきに考えていた。
しかし、驚いたことに私の前に来ると、いきなりしゃがんだ。
その瞬間、激痛が襲う。
苦しいながらも、必死に下を見ると、なんとびっくり。
持ったナイフで私の足首を切断しようとしていた。