猫メイド×高校教師
どんどん足音がこっちに近付いてくる。
だ、誰なの……?
何となくベッドから降りてすぐそこの床に座った。
「あら、可愛い子♪こういう子がタイプだったのね〜。
時雨のくせにハードル高すぎだわ」
「だから勝手に……」
「初めまして。お名前は?」
え、えっと……
待って。本当にどなた?!
というか、すんごい美人さんなんですけど!
先生の知り合いにこんな綺麗な人がいたなんて……
「……小鳥遊夕凪です」
「夕凪ちゃんっていうのね!私は凛(りん)。よろしくね」
「よ、よろしくお願いします…」
なんのよろしくねなのかサッパリだ…。
この展開についていけない。