猫メイド×高校教師









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「も、持ってきました…」

「おー!すごい!本格的♪」

「あたしピンクがいいー!」

「全部違うデザインだし色も様々だから皆で好きなの選んで着てね」



文化祭前日。


女子20人分のメイド服を持ってきました。


先生が朝迎えに来てくれて車に乗せてもらった。


車なかったら重いし死ぬところでした…。



思いっきりフリフリなのからちょっとシックなものまで持ち合わせた。


二年とちょっとこのクラスにいて初めて役に立てた気がする…。



「た、小鳥遊さんっっ!」

「え、はい!」

「ちょっとこっちきて!」

「…はい?」



クラスの福士(ふくし)ハルちゃん。


なぜか私は急に腕を掴まれてどこかに向かってる。



「よし…ここまできたら大丈夫かな?」

「あ、あの…どうしたの?」



人気が少しなくなったところまできた。


まさかメイド服気に入らなかったとか?!










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