猫メイド×高校教師













「えっ?本当に小鳥遊さんっ?!すごい可愛いじゃん!」

「…え」

「いつもこうしてればいいのに!
クラスで一番可愛いんじゃないー?」

「…え、いや……」


「おはよ〜。って、皆どうした?」

「あ、なのっち!小鳥遊さんみて!」

「えぇ?!」



思いっきり腕を引っ張られて先生の前に立つ。



「いつもと全然違うよね?!」

「………」

「なのっち…?」

「あ、いや…ごめん。そうだね。いつもと違うね」



それだけ……か。



「ほら、皆あと30分後に文化祭公開になるから準備頑張ってね」

「なのっち!はい。これなのっちの分の服。
公開したらちゃんと着てね!」

「あぁ……うん」



先生が苦笑いで執事衣装を受け取る。



「小鳥遊さん。ちょっと職員室までいい?」

「…?はい」



職員室?!って思ったけど向かう先はあの教室だった。













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