猫メイド×高校教師
「んー…また眠くなってきたかも」
そう言って私の肩に頭を乗せてきた。
先生の髪の毛からシャンプーのいい香りがする…。
「また寝ます…?」
「ん。夕凪ちゃんも」
「はい…」
手を引かれてベッドに戻る。
「夕凪ちゃんは抱き枕ね」
「へっ?!」
先生に後ろから抱きしめられる。
安心する……。
「せ、先生……?」
「動かないの。抱き枕ちゃん」
「あ、はい」
とか言ってあっさり了承してしまう私。
「毎晩夕凪ちゃんがいたらいいのに…。
僕寝付け悪いけど夕凪ちゃんといると安心するんだよね」
「私も先生と一緒だと安心します…」
「本当に?」
「はい」
「そっか。それは嬉しいな」
そう言ってすぐ先生の寝息が聞こえた。
……寝たのかな?
先生たちも文化祭準備とかあっただろうし疲れてるよね…。
先生お疲れ様です。
そう心の中で言って眠りについた。