猫メイド×高校教師











まずい、と思い唇を離す。



「…ごめん。やりすぎた」

「はっ…大丈夫で、す……」

「でも夕凪ちゃんが悪いんだよ…いきなりあんなことするから」



学校の中だということを忘れてしまうほど君に夢中になったんだよ。



「どうしたの?今日の夕凪ちゃん」

「あ、えっと……その…私いつも先生にドキドキさせられてて…先生は私なんかにドキドキしないんだろうなーって思って……」



いやいやいや、嘘でしょ?


やっぱり僕の気持ち伝わってないのかな?



「そしたら美桜がね、せ…攻めろ的なことを言ってて」

「あ、そういうことか。馬鹿だねぇ夕凪ちゃんは」



明日月城さんには説教だねぇ。



「伝わってないようだけど僕は夕凪ちゃんにドキドキしっぱなしだよ?」

「え?」

「当たり前じゃん。一緒にいるだけでドキドキするし、学校で話しかける時も出席で名前呼ぶ時もいまだに緊張するんだよ。…分かってよ」



君が思ってるよりもずっと僕は君が好きだし愛してる。






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