猫メイド×高校教師
ベッドまで来ると、先生が私を無理やり寝かせた。
「……!」
「ははっ…なんか、押し倒してるみたいになったねぇ?」
まさに押し倒されてる状況。
いや、ただ強引に寝かせられただけですが。
心臓が……ドクンドクンと大きく動く。
身体にさらに熱が帯びる。
「あ、あの……先生」
「ねぇ、どうしていつもそんな地味にしているの?」
「え、っと…特に理由はないです」
「ふぅん」
「あの、そろそろ…どいてもらえませんか?」
「えーどうしよっかなー」
ちょっと、そんな感じの人でしたっけ?!
初対面の時は違いましたよね?!
「はは…困ってるからどいてあげるね。
氷枕持ってくるね」
「あ、はい…」
は、はあ……。
びっくりした…。