猫メイド×高校教師
枕元に置かれたお水を少し口に運ぶと、だいぶ熱が引いた気がした。
「んー。……え、うわっ!小鳥遊さん?!」
「え、あ……」
何故だかビックリして飛び起きた先生。
「あーうわ…ビックリした。って、時間やばくない?!」
「えっ?何時……」
携帯を見ると日付越して夜中の2時になっていた。
「どうしよ…先生……。いくらバイトだからってここまでは遅くならないし…」
電車が遅延したって言ってもこんな時間にはならないよね…。
「じゃあ、泊まればいいんじゃない?
友達の家に泊まってるってことにすれば平気じゃない?」
「え、でも泊まるって…明日学校ですし」
「はははっ、なに言ってるの〜?土曜だよ」
…えっ。うわ……本当だ。恥ずかしい。
携帯をよく見るとお母さんから何件かメールがきていた。