猫メイド×高校教師
「ことり!もう22時過ぎてるぞ。上がりな」
「店長。今にゃんにゃんラテ入ったのでお客様にラテアートしたら上がらせてもらいます」
「そうか。分かった!ありがとう」
「はい!」
キッチンからラテを受け取って先ほどのお客様の元へ行く。
「お待たせ致しました!にゃんにゃんラテになります♪」
えーっと……城野さん撃沈…?
寝ちゃってる……。
「ああ、ごめんね。起こすから…」
「あ、いや!大丈夫ですよ。寝かせてあげてください」
2つ分ラテアートをしていく。
「うわぁ、すごい……可愛い」
猫のアートが終わると菜葉さんはふんわりと笑った。
ふわふわ系の彼にあった笑顔。
ちょっと可愛いと思ってしまった。
「僕ね、猫飼ってるんだ」
「え!そうなんですか?いいなぁ。私もいつか飼ってみたい」
「猫好きなの?…って、猫耳つけてるメイドさんだし好きに決まってるか」
「大好きですよ!」
猫の話で盛り上がっていると、城野さんが起きた。