いつまでも 君と
陸君は黙々と紙に絵を描き続けている
私が中庭を見回していると真優君が子供たちに引っ張られて中庭に入ってきた
「え、あ、ちょっ、先生仕事がぁー・・」
真優君は1本の線がかいてあるところに立たされた
「先生、ここからボール投げて!」
「え、なんで?」
「今、誰が一番遠くに投げられるか競ってるの!」
「そういうこと、あ、でも先生運動系は苦手で・・」
「いいからはーやーく!」
「うぅ・・・はい」