天使に惚れた悪魔
「ふられたっ!?!?」


「バカっ!!声がでかい!!!」


ペシッと頭を叩いた。

ごめんごめん と言いながら申し訳なさそうな顔をする女の子。

私の友達、高田 美月。

この恋を応援してくれてた唯一の存在。


「告白するとか私に言ってないじゃん!」


コソコソ話で言ってくる美月。


「話す暇がなかったの!!!」


「あんたホントに行動がはやいよね...。」


そう。

私は後先考えずに行動してしまうため失敗が多い。

そして後悔する。

でも一つだけ心がけてることがある。

それは 協力してくれる人以外誰にもなにも話さないということ。

いろんな人に話して応援してもらって失恋しましたなんて応援してくれた人に申し訳ない。

報告するんだったら叶ってから。

これが私のモットー。


「向こうにとっても迷惑だろうし もう連絡はとらない。」


「まだ好きなんじゃないの?」


「さあ?どうなんだろ?」


美月とこんな話をしながら盛り上がった。


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