嫌われている君がスキ
プロローグ
記憶がある時から
ずっと、ずっと
皆が好きな物や、興味をもつ物に、私は無関心だった。
興味が沸かないんだ。
だって、それは皆が認める物だから。
皆が美味しいってゆうなら、美味しいんだろう。
皆があの子はいい子ってゆうなら、その子はいい子なんだろう。
わかりきってしまっている。
皆がその存在を認めて、褒めて。
誰からも好かれて輝いてる物達。
………つまんない。
そんな存在、つまらない。