我が道~軌跡~
私等の組は武器を使わない。

やるなら正々堂々、拳と拳でやりあうのが私等の流儀。

一斉に周りは敵に飛びかかり殴り合った。

私は敵の総長まで睨みつけながら一歩一歩踏みしめて近づいた。

その間に敵の下っ端が何度も私を狙って来た。

ボフッ!!!

「……ッグハ!!」

手を出したのは私ではない。

いや、違う。

私は敵の下っ端に目もくれなかった。

そう。私は知ってたからだ。

自分が味方を信じてる限りあいつ等は決して裏切らない事を。

「っと…。あぶねー。そう簡単に頭をヤらせるわけねーだろ!!」

片手で相手の拳をガードし溝うちに一発かました。

4、5人が千波に飛びかかり殴ろうとするが誰も敵うわけなかった。

いとも簡単に千波はケリをつけた。

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