童唄―warabeuta―かごめかごめ編
1章
遊女
誰もが私を敬い、褒め称える。
『由実ちゃん可愛いね』
『由実ちゃんって頭いいよねぇ~』
由実ちゃん由実ちゃんみんなが口にする。
でも、あの子だけは違った。
教室の片隅で、
特定の友人たちと楽しそうに喋ってる、遥香。
そんな彼女を私は許せなかった。
今思えば、羨ましかっただけなのかも知れない。
ただそれだけなのに、
私は何も悪くない彼女をいじめた。
『あんたさぁ~消えてくんない?』
でも、彼女は、
いくら何を言われても、負けず学校に来た。
そんなある日、私は、
彼女の友人たちが、
本人に謝っているところを目撃した。
『ごめんね。遥香、助けられなくてごめんね。』
『許してなんていわないから、
ずっと友達で居させてね?』
「何いってんのぉ~?ずっと友達でしょ?」
遥香は、笑ってた。
どんなにひどい事いわれても、
どんなにつらいめにあっても、
それが悔しくて、自分が負けてる気がして、
彼女の友人たちを呼び出した。
そして、ボロボロになるまでいたぶった。
「あたし側についてくれたら、
殺さないであげる。」
そいつらを落とすのは簡単だった。
まだ死にたくないっ!って泣き叫んで、
命乞いしてきて。
『由実ちゃん可愛いね』
『由実ちゃんって頭いいよねぇ~』
由実ちゃん由実ちゃんみんなが口にする。
でも、あの子だけは違った。
教室の片隅で、
特定の友人たちと楽しそうに喋ってる、遥香。
そんな彼女を私は許せなかった。
今思えば、羨ましかっただけなのかも知れない。
ただそれだけなのに、
私は何も悪くない彼女をいじめた。
『あんたさぁ~消えてくんない?』
でも、彼女は、
いくら何を言われても、負けず学校に来た。
そんなある日、私は、
彼女の友人たちが、
本人に謝っているところを目撃した。
『ごめんね。遥香、助けられなくてごめんね。』
『許してなんていわないから、
ずっと友達で居させてね?』
「何いってんのぉ~?ずっと友達でしょ?」
遥香は、笑ってた。
どんなにひどい事いわれても、
どんなにつらいめにあっても、
それが悔しくて、自分が負けてる気がして、
彼女の友人たちを呼び出した。
そして、ボロボロになるまでいたぶった。
「あたし側についてくれたら、
殺さないであげる。」
そいつらを落とすのは簡単だった。
まだ死にたくないっ!って泣き叫んで、
命乞いしてきて。