本当の気持ちを聞かせて.............
ーー次の日

珍しく、李亜菜が俺の机に来た。

俺は恥ずかしくて李亜菜を少し睨んでしまった。

あぁ!こんなんだからダメなのに........。


「りゅ、龍唖。
今日一緒に帰れないかな....?」

マジで⁉︎
超嬉しい!

でも、俺は......





「は?なんで?お前の彼氏になった覚えないんだけど」

はっ⁉︎
何言ってんの俺⁉︎そんなの本心じゃないのに。


と、思った時には既に遅くて..................


「そ、そっか....。私だけだったんだね。
付き合えたって、浮かれてたの。」

「今まで、ごめんなさい。」








そう言って、李亜菜は泣きながら教室を飛び出していった。
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