愛に結ばれた蝶
ジュンちゃんと一緒に
重たい布団を押し入れにしまったり
お茶菓子を用意していた
『ありがとうジュンちゃん
手伝ってくれて
凄く助かったよ』
『チョコが喜んでくれるのなら良かった
オレも暇だったから気にしないで
にしてもチョコ凄いな
毎日コレ1人でやっているのか?』
『バイト感覚だから
毎日じゃないわ
だけど正式にここで働くのなら
毎日になるわね』
蝶子と長いので
あたしはジュンちゃんに
チョコと呼ばれていた
『……なぁチョコ』
『なぁに?』
『オレ…
チョコのこと好きなんだけど』
『……えっ?』
ジュンちゃんがあたしに告白してきて
あたしは固まった