大切な君に向けたたった1つの宝物
中に入ると、剛と暢は楽器を準備していた。
「あーまた晴(ハル)は遅刻かよ(*´Д`)=з」
暢がギターを出しながら言った。
「晴は常にマイペースだかんなー」
剛が続けて言う。
「もうそろそろ来るんじゃない??」
アタシも続けて言った。
ガチャン
「あっ!!晴ーまた遅刻だよー(´Д`;)」
「悪い!!どうしてもビスケットが食いたくてコンビニまで行ってたわ!!」
.....ビスケット。
軽音部ベース担当「野中 晴」(ノナカ ハル)。
これで全員がそろった。
「よし!!ぢゃ、軽く音出ししてオリジナルの曲の歌詞考えよーぜ!!」
剛がスティックをクルクル回しながらみんなを見て言った。
「はーい(´∀`)ノ」
アタシもマイクを持って準備を始めた。