大切な君に向けたたった1つの宝物


音出しが終わり、みんなで机の周りに集まる。


「っていうかさー、歌詞考える前にどんな曲にしたいわけ??」
アタシがみんなに聞いた。


「んー。俺は....恋愛ものがいいな!!」
暢が言う。


「それアタシも賛成!!恋愛もの...。うんうん。最高!!」
アタシがノリノリで言う。


「恋愛...かぁー。」
晴が遠いところを見るような目でつぶやいた。


ん??もしかして....


「晴って失恋か何かしたの??」
アタシが直球で言うと晴は少し悲しそうな表情でコクリと頷いた。


「雛乃...お前直球すぎだろー!!」
剛と暢がハモリながら言った。


「あっえっと...ごめん!!」

アタシは晴に謝った。


「いいんだって。俺は恋愛物に賛成。俺の体験を歌にするのも何かいいわ」
暢がニコリとしながら言った。


「ぢゃーもう恋愛物でいいんぢゃね??俺も嫌いじゃないよ。そういうの」
剛が言う。


「ぢゃ、歌のテーマはずばり【恋愛】で決まりだな!!」


『賛成~!!』


全員の意見が一致した。


「それぢゃ、今月いっぱいまでに各自歌詞を考えてきて来月に発表し合うってことで!!」


『はーい(´∀`)ノ』



「それでは解散!!」



っということで今日の部活も無事に終わった。








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