大切な君に向けたたった1つの宝物


あの日からかれこれ7ヶ月....。
目も合わなければ話すことすらままならないまま時間だけが過ぎていき今に至る。


少しの間香久山君のことを見た後、また荷物を持って下へ降りた。
これでいつもの日課も終了。
また明日が楽しみだ(´ω`)

そんなことを思いながら下駄箱へ行くと


「雛乃ー!!一緒に帰ろーぜ( ゚д゚)ノ」
っと言う剛の声が聞こえた。


「うん。いいよ!!」


アタシと剛は幼なじみってこともあってほとんど一緒に登下校している。
だから周りからは「カップル」なんて言われてるけど全然そんなんじゃない(*´Д`)=з


「ってかさー今日の数Ⅰの授業まぢ楽しくなかったー??」


「アタシも思った!!平野がさー....」


っといつものように会話に充分な花を咲かせながら帰っていった。



「それぢゃまた明日ねー('U`)ノ」


「おう!!またなー」


剛と別れ家の中へ入った。
実は剛とは家も隣同士だという悲しい事実が...(´Д`;)






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