冷酷皇帝と偽りの花嫁~政略からはじまる恋の行方~

   「決してそのようなことは、、、。」

   「では、リューリの心はどこにある、それは誰がてにする?」

   「私のこころですか?」

   「そうだ、私はそれが欲しい。」



 あのとき、襲われかけたリューリの姿を目にしたアシュレは
 心に決めていた。

 リューリのすべては自分が手にする。

 もう、他の誰にも奪わせはしない。

 そして、はっきりと自覚していた。
 
 リューリを愛していると、、、。」



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