冷酷皇帝と偽りの花嫁~政略からはじまる恋の行方~

   「そうだ、この湖をぐるりと取り巻いている道がある。
    昼食がすんだら、馬を走らせてみないか。」

   「はい、是非。」



 リューリのぱっと花が開いたかのような笑顔を見て、アシュレは満足を
 おぼえた。

 そしてなぜか自分も心が浮き立つのをかんじた。
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